⁂MR職人の戯言⁂

お母さんは命懸けであなたを産みました・この世に産んでくれてありがとう・
親を愛し尊敬するする者は人を憎むことは無い・親を慕うものは、人を毛嫌いすることは無い・
命はたった一つのもの・数えてはいけない・      

<酒鬼薔薇聖斗~少年A・東 真一郎>

書籍名~ <元少年Aの殺意は消えたのか>
著  者~ 草薙 厚子(くさなぎ・あつこ) さん  元法務省東京少年鑑別所法務教官・地方局アナウンサーを経て、現在はジャーナリスト
出版社~ イースト・プレス


私は2004年4月に<少年A・矯正2500日全記録>という本を出版した。
出版にあたって少年A本人への取材を敢行したが、残念ながらたどり着けなかった。


その<手記・絶歌>には私が知りたかった内容が書かれているのだろうか。
また贖罪意識は芽生えているのだろうか。
最終的に彼は本当に更正しているのだろうか。 一刻も早く知りたかった。

*  2015年1月に名古屋大学の19歳の女子学生によろ知人女性殺害事
*  2005年に静岡で起こった高校2年の女子生徒が、母親を実験台として食べ物に<タリウム>を混ぜた観察日記
*  2014年7月に長崎県佐世保市で起こった高校1年女子生徒の同級生殺害事件
*  2005年大阪府寝屋川市で17歳の少年が小学校に侵入し教師を含む 3人を殺害した事件


いずれの事件でも <少年A~酒鬼薔薇聖斗>という偶像に 影響を受けて<カリスマ化~神格化>している。。 予備軍は今日までずっと途切れることがない .


そのまま最後まで読み終えたが、予想通り、肝心なことがすべて抜け落ちていた。
少年Aを含む*印の女子学生たちの大半は <広汎性発達障害(アスペルガー障害)の人>たちです。

<アスペルガー障害>を持つ人は、人間の心の機敏などが理解できない・・視覚的なものが頭に入りやすい。
ホラー映画や残酷な描写など過激な映像を好む傾向があり、そうした映像を模写する。
<アイコンタクト>が不得手で、まったく他人と視線を合わせないか、逆に相手が気持ち悪く感じるほど、物を見るような眼で相手の顔をじっと見つめたりする。

対人関係のやりとりが苦手なのがこの特徴のひとつだが・少年Aも幼少時から他人とのコミニュケーションが、苦手だっと手記に書かれている。

最近は児童や少年に<発達障害>の割合は年々増え続けている。
<発達障害>と思われる生徒の割合は6.5%・一クラス40人のなかに2人から3人の<発達障害>の生徒がいることになる。

問題を抱える少年を社会に対応できるように<教育~訓練>していく・・
<発達障害>の完治は難しいかもしれないが <寛解>は、可能なのだ・・
なかでも重要なのは<早期発見~ 早期認知~ 早期治療>の三つとされている。

現在Aは、その動向がメデイアに注目される<超有名人>になってしまった。
行政や専門家による長期かんのサポートが不可欠なはずだ。
社会的に受け皿がなければAはさらに孤立し、行き場がなくなり、再びなんらかの事件を起こす可能性さえある。


Aは、<愉快犯>のような行動をしているが・・<幼稚な行動~言動で自己満足>
多額の印税を手にしたようだが・・
行動も制限され~命の保障も危うい・・ 哀れな青年です。

小生の周りにも似たような症状の人がいる・・ すれ違うとそっぽを向いたり・・隠れたりする・・挨拶は出来ない・・ 他人に迷惑はかけたり・・特段のトラブルも・・ないので何とか暮らしてはいる・・
他人事だが・・親御さん亡き後はどうするのか気にかかる・・

小生の<絶歌>の読書感は・・ 自己主張~自己弁護が目立ち~自己顕示も強く~文章や表現も幼稚で未熟・・読む価値はなかった・・
裏事情は分からぬが<出版社>は、何故・・手を加えたりしなかったのだろうか?? 太田出版の<商業意識>が強すぎて・・この程度の<バカ本>の発行は不愉快だ・・

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