⁂MR職人の戯言⁂

お母さんは命懸けであなたを産みました・この世に産んでくれてありがとう・
親を愛し尊敬するする者は人を憎むことは無い・親を慕うものは、人を毛嫌いすることは無い・
命はたった一つのもの・数えてはいけない・      

<私はケチなのでしょうか>


書籍名~ 悩みいろいろ・・人生に効く物語50
 著者~   金子 勝さん~ 慶応義塾大学経済大学教授・経済学者
 発行所~ 岩波新書


この書籍は朝日新聞・<悩みのるつぼ>に掲載された人生相談を、まとめています。


TV等で拝見する金子教授は、<歯に衣を着せぬ>発言が目立つ経済学者です。
 全ての相談に<小説・童話・落語他>から回答しています。


A・・  40代専業主婦・・贈り物のお返しにも礼儀についての悩みです・・


同級生のお母さんが出産したので、娘2人が使用した<ベビーカーと可動イス>をあげました。
その後お会いするとお礼を言ってくれますが、ご主人は知らん顔だったのでやや違和感をいただきました。


お礼に彼女の出身地方の蔵で造られたしょう油1本と梨を2玉差し出されました。
 私は,彼女の<このくらいのお礼でいいだろう>と言う心根が不愉快です。


 減価償却しているとはいえ、それぞれ数万円しました。
 私は考えすぎか・・ケチなのでしょうか。


A・(金子教授)・・ <桃太郎>ではなく<金太郎>のように


<桃太郎の話>では、たまたま出会った<犬・猿・キジ>は、キビ団子をもらう代わりに<桃太郎>の家来になり鬼が島の鬼退治を、手伝います。
そして最後は宝物を、手に入れます。


 <金太郎の話>では、森の遊び仲間の動物たちは、見返りを求めません。
 <金太郎>は橋が壊れると木を倒して橋をかけてあげます。
 <金太郎>はやがて<坂田金時>という侍になり鬼退治して都を守ります。


この話に出てくるのは<贈与>です。
 <ベビーカーや可動イス>を、中古品して売ればお金を得られますが、いつ売れるかわかりません。
 捨てるとなると<粗大ごみ>でお金を払う必要があります。
いずれにしても面倒です。


 単純に<あげた>と思えばお礼の品物の価値を気にする必要もなく気分が楽になるのではないでしょうか。


 小生から一言・・あなたは<ケチ>です・・不用品を喜んでもらってくれたのだから・・あなたの方からお礼をしても良いのでは??

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