⁂MR職人の戯言⁂

お母さんは命懸けであなたを産みました・この世に産んでくれてありがとう・
親を愛し尊敬するする者は人を憎むことは無い・親を慕うものは、人を毛嫌いすることは無い・
命はたった一つのもの・数えてはいけない・      

<心の饗宴・村岡花子>

<ラジオのおばさん> 英米文学の翻訳・ 児童文学の創作・稀代のスーパーレデイ・・


村岡花子(明治26年~昭和43年) 
山梨県出身・東洋英和女学校卒業の、エッセイ集を読みながら凄い女性だと改めて感じました・・


 ある雑誌が<眠れない夜どうなさいますか>とたずねて来た。  
 元来私は眠れないということはない。  


たまには床についても頭の中がぐるぐる廻っているような気がして眼が冴えてしまうことがある。  
そういう場合の切り抜け方としてその雑誌に出した答えは・・


 とにかく焦らないことにしています。 
もうじき頭が落ち着くだろうと、眼をつぶります。 それからいままでのうちで一番幸福に感じた時を思い返します。 


あの時はああだった。 それから私がああ言って・ それから・ それから・ といった具合に・ 次から次へ・ いつのまにか眠ってしまいます・・


昭和15年1月(1940年)時代社発行の<心の饗宴>に掲載されている・・
不眠に悩む小生は昭和15年12月生まれです・・
70数年前の<才女>の回答には頭の下がる思いです・・


今晩から早速実行してみます・・
<幸福・幸福> あるかな? あれは幸福かな・ あれも幸福かな・ 眼がぎらぎら輝いています・ 脳味噌も忙しく動いています。
  


   







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