書籍名～　　消えるオス・・昆虫の性をあやつる微生物の戦略
著者～　　陰山 大輔 さん～環境生物学専攻博士・・専門は、応用昆虫学、進化生物学
出版社～　　同人選書

１９９６年４月東京大学農学部害虫学研究室に配属が決まった私は・・＜トウモロコシの害虫であるアワノメイガという蛾の仲間＞を材料に卒業研究することになった。

＜はじめに＞
この世から男性が消えるとどうなるだろう。
もし知らない間に特殊な病気が蔓延し、女の子しか産まれなくなったら・・

そのうち男性はいなくなってしまうが・・
何事もなかったように女性は自然に妊娠し・・女の子を産むようになったら・・

読み始めて驚かされた・・勘弁してよ・・
これはまったくありえない話ではないのだ・・少なくとも昆虫の世界では・・

オスをメスに性転換させる・・　役に立たないオスを殺してしまう・・
交尾なしで子どもを産めるようにさせる・・

これらはすべて昆虫の細胞に共生している細菌 ＜ボルバキア＞が行う宿主操作の例だ．

読んでいて＜ちんぷンカンプン＞さっぱりわからない・・

世の中には面白いことを研究している方々もいるようで・・

人間界にどのような影響を与えるのか・・疑問がふんせき・・

＜ノーベル賞＞を、受賞した科学者たちと同様に一般庶民が考え付かないような研究をしている。

小生如きの人間には・・難しい異次元の研究です・・
お願いだから ＜人間界から オス＞が,滅亡しないようにお願いします。